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包む

今日巣立っていく
ボクの中の笑顔の一つが
笑顔に包まれた輪の中に消えていく

それは笑顔じゃなくて
ただ消えて消滅するだけの作り笑いだとしても
アナタの胸の中で残るようにと
ボクは必死になっているんだからね

ボクの笑顔の一つ一つが
今日もアナタの中から消えてしまわないように…

笑顔が包む喜びに
アナタと浸っていたい…

 

 

思い通りに行かない

あれもこれもしたい
人間の欲望は限りがなくて
どこまでも追いかけていくけれど
本当に願いが叶う人なんて
ほんの一握りの人間だけだから

わかってるけど
願いを叶えたい
夢を持っていたい

あきらめの悪い人間と言われたっていい
だけど世の中をこの小さな手で動かしてやりたい
あきらめるなんてしたくない

思い通りにいかないのが世の中なんてわりきりたくないから…

 

 

ボクは恋というものを知らない

出会ったことも

経験したこともない

だからいつも

創造した恋を描く

理想を描く

ボクにしかできない方法で

 

 

恋も愛も知らない

ただの偽表現者

想像だけで書きなぐり

創造だけで創りあげた世界観

妄想の中でしか生きられない汚れたココロ

偽りの言葉しか言えない愚かな人間

 

 

運命

知ってはいけないコトに触れた
知らなくていいコトに触れた
ココロにメスを入れられた
ぼくがぼくでいられなくなった

あの日から…

今のぼくは本当のぼくじゃないから
口にする言葉の全てが偽りなのかもしれない

生きているコト事態が
矛盾の中で燻ぶっている

あの日から…

ココロの切り口は開いたままで
縫合する手段も見つからない
もう
見つけようとも思わない

今のぼく
偽りのぼくのまま生きていく
きっと悔いは残るけれど
それがぼくの運命だと思うから

今は
明日があればそれでいい…

 

 

うつろうもの

カーテンを開け
窓をいっぱいに開けて
電気を消し
とっても静かな
自分だけの空間
自分だけの世界

今日は花火だったんだね
打ち上げられるその閃光と
少しだけ送れて聞こえる爆発音は
ぼくには決して無い
眩しいくらいの輝きを持ってる

綺麗な光
人を引きつける魅力
一瞬だけどココロ踊る快楽

うつろいゆくこの時間の中では
ホントに些細な命だけれど
そんな儚いものに惹かれるのは何故だろう?

きっと
ぼくのようなうつろわざるものの
愚かで哀れな嫉妬なのかもしれない

ただ長いだけの何も無いこの時間なんて
全く意味を持たない無駄な命の浪費
ぼくはこの世界に溢れてる大切な命を無駄に使ってるだけ

一瞬でもいいんだ
儚くたっていい
精一杯の命の輝きを
ぼくは望んでるから

このまま

ずっと

命を紡いでいくよりも

せめて

ひと欠片の輝きが

ぼくの生きる意義

ぼくが生きたって証

作りたい 創りたい

ぼくがぼくであった痕を…