中学時代

大きな原因は中学の時のいじめ。
だいぶ記憶が曖昧になってるから、それ意外の記憶は無いに等しい。
多分、いじめられる前までは自分のコト好きだったと思う。
少なくとも嫌いじゃなかったはず。

いじめられる方にも理由があるって話もある。
オレは真面目でおとなしい性格。
友達もいない。
良く言われてるいじめられるタイプだよな。

いじめのキッカケは覚えてない。
暴力より精神的ないじめがひどかった。
欠点だらけの人間だから、責められる部分はいっぱいあった。
真面目なコトも、おとなしいコトも、身体的なコトも。
何度も何度も言われてると、
「オレってダメ人間だ」って思ってくる。実際そうだし。

自分でも気づかなかった嫌な部分に沢山気づかされた。
だんだん自分の価値が無意味に思える。
そのころは死ぬコトも考えないほどぐったりだった。
ただただ、これ以上欠点みつからないように、
自分を隠すコトで精一杯だった。
その時はまだ生きてたいと思ってたんだ、きっと。

何か失敗するたびにオレのせいになった。
全然関係なくてもそうなった。
弁償としてお金取られる。
家まで取りに来る。

学校は1、2回しか休んだコトないと思う。
そのころはまだ不登校の問題は一般的じゃなかったし、
休むコトは親が絶対に許してくれなかった。
仮病を使ってもすぐにバレて、とても叱られた。

オレは昔から完璧主義でプライドが高かったのだ。
いじめられてる自分を認めたくなかった。
親に話したら、いじめられてるコトを認めてしまう。
そう思って、話すコトができなかった。
親を心配させるコトも嫌だった。


恋の話が多くなる時期だった。
オレには全然関係なかったけど。そんなコト考える余裕もない。
でも「誰が好きなんだ」って何度も聞かれる。
いないと言っても通用しない。
「誰にも言わないから正直に言え」って暴力受ける。
耐えられなくて、近所の知ってる子の名前を出した。
正直な話、恋愛対象として好きなわけじゃなかった。
その時はその暴力から逃げるコトしか考えてなかった。
結局自分のコトしか考えてなかった。

強引にラブレターも書かされた。

誰にも言わないなんてホントのはずがない。
すぐにみんなに広まった。
オレのようなヤツの恋の話はネタとして良かったらしい。
学年中・学校中に広まる。

その子にもいろいろ被害が及んだ。
オレなんかに好きになられるのは嫌だっただろうし、
まわりから話のネタにされてたみたいだ。
手紙の返事が「No」だったのは言うまでもない。

ものすごく自分が嫌になった。
自分が逃げるために、その子をすごく傷つけた。
本気で好きでもないのに利用した。
自分のコトしか考えていない自分に腹が立ってしょうがない。
自分は汚れている。汚い人間だ。卑怯な人間だ。最低だ。
自分自身が嫌いになった。
オレには人を好きになる資格はない。
そう思ったんだ。

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