〜病院へ行こう〜

精神科を受診するのがベストですが、
抵抗がある場合や、体の病気も考えられる場合は、内科を受診するのが良いです

精神科に抵抗のある場合は、総合病院の内科へ
 鬱病は精神科の領域ですので、「鬱病かもしれない」と思った場合は、精神科または神経科を受診するとよいです。
 しかし、最初から精神科へ行くのは気がひけるという場合は、内科で診てもらうのがよいです。実際に、現在は精神科に通院している方でも、内科から紹介されてきたというケースも少なくありません。
 内科に行く場合は、精神科を併設いている総合病院なら、体に以上がなかった段階で精神科を受診するコトができます。

最近増えているメンタルクリニック
 最近は、駅ビルなどに、「メンタルクリニック」が開設されており、精神科の治療を気軽に受けられるようになってきました。また、「心療内科」の名称を用いて実際には精神科医が治療を行っているクリニックも増えています。


〜信頼できる医師を見つける〜

相性は重要であるが、とらわれ過ぎないコト
 患者と医師の間にも、相性の良い・悪いはあります。疑問を率直に聞けなかったり、患者がひどく疲れるようでは、望ましい治療を続けるコトはできません。相性の良い医師を見つけるのは重要なポイントです。
 ただし、そればかり重視して治療開始が遅れるのも問題です。よい薬さえ処方してもらえれば症状はだんだんと良くなるので、薬を飲みながら様子を見ていくのも良いです。

望ましいドクターの条件
 @同じ医師が連続的に診てくれる
 A「必ず治る」と患者や家族をたえず励ましてくれる
 B患者の立場に立って、苦痛を理解してくれる
 C治療方針や、治療の見通しなどについても詳しく教えてくれる
 D薬の副作用や、服用時の注意点についても十分にせつめいしてくれる
 E日常生活で気をつけるべき点などを、具体的に指導してくれる
 F再発防止法についても丁寧に教えてくれる
疑問点があったら、遠慮せずに医師に確認し、信頼関係を深めていくのが望ましいです。


〜病院で診察・検査〜

初診時に医師に伝えるべきコト
 ○現在の症状
 ○いつから症状が現れてきたか
 ○症状が起きてからいままでの変化
 ○きっかけと思われるようなコト
 ○最近起こった大きな出来事、変化
 ○現在の職業や、その中でのストレス
 ○家族構成や、家族との仲
 ○普段、どれくらいお酒を飲むか
 ○他の病気にかかっているか
 ○現在服用している薬
 ○生まれ育った環境や学歴、仕事について

本人だけでなく、家族からも症状を聞く
 鬱病の場合は、症状が重くて上手く話せなかったり、自分の症状を過小評価するコトもあるので、本人から詳しい症状を聞けない場合もあります。その場合は、家族から話を聞くコトになります。

内科的検査
 甲状腺機能障害のように、鬱病だと思っていたら、体の病気が隠されていたというコトもあります。また、服薬できる身体状態であるかのチェックも必要です。そのため、検査を行います。
 ○血液検査 全体的な体の状態を調べます。
 ○心電図検査 鬱病治療のための坑うつ薬には、副作用で心臓に悪影響を及ぼすものもあるので、坑うつ薬を使っても大丈夫かどうか、心電図をとって確認します。
 ○頭部CTスキャン、脳波検査など 脳の病気の有無を調べたり、痴呆と区別したりするために行うコトもあります。

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